野良犬・ノーリードの犬に遭遇した時の対処方法!

日常の危険

最近はほとんど野良犬を見かけなくなりましたが、昔はそこらじゅうに野良犬やノーリードの犬がいて、恐怖を感じた方も多いと思います。最近は滅多に見かけなくなりましたが、私の住んでいる田舎ではまだ時折、野良犬が群れで走っているのを見かけます。野良犬にばったり遭遇してしまった時はゾッとしますよね。。
しかし、冷静に対処することで、安全にその場を切り抜けることができます。本記事では、犬に追いかけられた時の具体的な対応方法をご紹介します!

《危険度別》野良犬にバッタリ遭遇した時に気をつけるべきポイント

危険度★ 距離が離れていて、犬が攻撃的でない場合(およそ10メートル以上)

犬が苦手な人はここでもゾッとしますが、ここで下手に動いてしまうと犬を興奮させ、危険度が上がってしまいますので注意が必要です。

  1. 冷静に観察する:犬がこちらに興味を示さない場合、そのまま静かにその場を離れましょう。
  2. 距離を保つ:犬との距離を10メートル以上保ちつつ、ゆっくりとその場を離れましょう。
  3. 急な動きを避ける:急に走り出すと犬の興味を引いてしまう可能性があるので、静かに歩きましょう。

危険度★★ 距離が離れているが、犬が攻撃的な場合(およそ5~10メートル)

攻撃的な犬、、対応を間違えるとやられてしまいます。まだ距離がありますので、慎重に行動しましょう。歯を見せている、唸り声をあげている、尻尾を高くあげているなどが犬が攻撃的になっている特徴です。

  1. 冷静になる:ここでも、まずは冷静になることが重要です。落ち着きましょう。
  2. 視線を逸らす:犬と目を合わせず、視線を逸らすようにしましょう。犬と目を合わせてしまうと、犬はそれを威嚇・挑戦だと認識する可能性があります。得に、見知らぬ人からの視線に対しては対抗意識が刺激され、攻撃的な行動に出ることがあります。
  3. ゆっくり後退する:犬との距離を5~10メートル保ちながら、ゆっくりと後退し、安全な場所に移動します。

もしも距離を詰められてしまったら危険度が上がります。危険度★★★★の対処をとりましょう。

危険度★★ 距離が近く、犬が攻撃的でない場合(およそ3~5メートル)

犬が攻撃的でない場合、危険度は★2にしていますが、距離が近い分対応を誤ると危険です。また、犬もこちらに驚いている可能性がありますので、慎重に行動する必要があります。

  1. 静かに立ち止まる:急な動きは避けて静かに立ち止まり、犬の様子を観察します。
  2. 体を大きく見せる:威圧感を与えないようにしながら、できるだけ自然にゆっくりと体を大きく見せて犬を落ち着かせます。「ゆっくり腕を上に上げる」「姿勢を正す」「ジャケットを広げる」など、さりげなさを意識して大きく見せましょう。
  3. ゆっくりと距離を取る:犬が興奮しないように、ゆっくりと後退して安全な距離を保ちます。

危険度★★★★ 距離が近く、犬が攻撃的な場合(およそ3メートル以内)

覚悟を決めましょう。

  1. 防御姿勢を取る:腕やバッグを使って顔や首を守りましょう。腕を使う場合は指を噛まれないよう、握り拳を作り、ボクシングのファイティングポーズをイメージしながら首の急所を守りましょう。
  2. 大声を出さない:大声で叫ぶと犬がさらに興奮する可能性があるため、静かに防御姿勢を保ちます。
  3. 退避行動をとる:少しずつ後退し、障害物(車、フェンスなど)を利用して距離を取ります。

それでなんとか逃げ切ることができればいいのですが、もしも犬が攻撃してきた場合、身を守る為にも闘いましょう!次の項目を参考に闘い方をマスターしましょう。

犬に有効な闘い方

1. 防御姿勢を取る 犬が攻撃してきた場合、前腕を顔の前に持ってきて防御姿勢を取りましょう。これにより、顔や首を守ることができます。

2. 重い物を使う バッグやジャケット、傘など、手元にある重い物を使って犬を防御しましょう。これらの物を犬に向けて突き出すことで、距離を保つことができます。

3. 犬の鼻や喉を狙う 攻撃を受けた場合、犬の敏感な部位である鼻や喉を狙うことが有効です。これらの部位を突くことで、犬を一時的に後退させることができます。

4. 叫ぶ 助けを呼ぶために大声で叫びましょう。周囲の人々に危険を知らせることで、助けを得られる可能性が高まります。

法律に関する注意点

犬に対する自己防衛行為については、法律的な観点から注意が必要です。以下のポイントを押さえておきましょう。

1. 過剰防衛のリスク 犬に対する防衛行為が過剰と判断される場合、法律的に問題となる可能性があります。自己防衛の範囲内での行動に留めることが重要です。

2. 飼い主の責任 犬が他人を襲う場合、通常は飼い主が責任を負うことになります。犬に噛まれた場合は、すぐに警察や動物管理センターに報告しましょう。

3. 具体的な事例 過去に日本で起きた事例として、犬に襲われた人が正当防衛として犬を攻撃し、後に飼い主から訴えられたケースがあります。この場合、裁判所は正当防衛を認め、被告人(犬を攻撃した人)の行為が合法であったと判断しました。このような事例を参考にし、正当防衛の範囲内で行動することが重要です。

4. 法的アドバイスを求める 万が一、犬とのトラブルで法的な問題が生じた場合は、速やかに弁護士に相談しましょう。適切な法的アドバイスを受けることで、問題解決の手助けになります。

まとめ

犬とばったり遭遇した時の対処法を危険度別に知っておくことで、冷静に対応し、安全にその場を切り抜けることができます。また、万が一の状況に備えた戦い方や法律に関する注意点も覚えておくと安心です。自分の安全を最優先に考え、適切な行動をとるよう心がけましょう。この記事が皆さんの役に立てば幸いです!

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